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噛み合わせ治療方法
矯正治療や補綴治療が必要な場合
歯列があまりにも狭窄して、左右間の幅が狭い場合、拡大床などの矯正器具などで、顎を拡げる必要があります。また、被せなどが噛み合わせにとって良くないと判断された場合、被せ治しを勧めさせていただく場合もあります。
拡大床マウスピースの目的
歯牙の移動を容易にする ・歯槽骨の拡大 ・デンタルコーン上下をあわせる。
1.歯槽骨の拡大 (10代は1日1回転、20代は2日に1回転、30代以降は3日に1回転)
2.前後回転
3.筋肉のリセット
4.関節窩の解放
5.脱輪の防止
6.バーティカル挙上(高位の学習)
7.後方挙上から、容易な前方位による就寝時の呼吸改善
1)拡大床ナイトデンチャーによる歯槽骨の拡大のアプローチを開始しながら
1.挙上の目安
2.拡大限度の見極め
3.審美の改善度合いの見極め
4.補綴部位の決定を決めていく
2)ワイヤー矯正
線矯正の目的
1.アンテリアの確立
前歯の中心である正中が合うこと。
2.早い歯列の整備
悪い歯並びでは噛み合わせ異常が生じやすくなります。できるだけ早急に、良い歯並びを作ることが根本治療になります。
3.デンタルコーンを合わせる
良い歯並びにすると、それぞれの歯にかかる力は歯だけでなく、上下の顎の骨に最も負担の少ない方向に植立されるため、それは歯や噛み合わせの長期間の健全をもたらします。