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不定愁訴
不定愁訴とは?
不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない」「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。症状が安定しないため治療も難しく、周囲の理解も得られにくい。
身体表現性障害、軽症うつ病、気分変調症、 パニック障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害、急性ストレス反応、適応障害などの可能性が含まれる。 自律神経失調症と診断されることも多い。先進国であっても、ビタミン欠乏症やその他の必須栄養素の栄養失調を原因とする不定愁訴も、体力の無い子供、高齢者に見られる。(Wikipediaによる)
一般的には緊急性を要するような重篤な症状がないため、軽視されがちですが、症状をお持ちの本人には長期間続いたり、原因や治療方法がわからなかったりするため、精神的なストレスも加わってきて、より症状が慢性化、重症化しがちになる傾向があります。
また、不定愁訴は東洋医学でいう未病の状態であり、病気が発症する前段階ともいえます。よって不定愁訴を軽視することなく、病気の発症前の警告ととらえ、慎重に対応することが望まれます。
不定愁訴のさまざまな症状(全身)
立ちくらみ
- いらいら感
- 不安感
- 気力減退
- 記憶力減退
- 頭の圧迫感
- 難聴
- 視力低下
- ドライアイ
- 目の痛み
- 眼精疲労
- 涙目
- 目がよく乾く
- 疲労感
- からだが重い
- 吐き気
- 冷え性
- 生理不順
- 不妊
- 低体温
- ほてり感
- 息切れ
- 胸の痛み
- 肋間神経痛
- 呼吸困難(息がしにくい)
- 不眠
- 意識がとぶ
- 眠気
- 高血圧
- 手足のしびれ
- 腰痛
- 足の長さが異なる
- 四十肩、五十肩
- 歩行障害
- 感覚が鈍い
- 肌荒れ
- アレルギー、アトピー
- 全身の痛み
- 力が出ない(しっかり握れない)
- よく風邪をひく
- 熱がよくでる
- 姿勢が悪い(猫背、ストレートネック、側弯症など)
不定愁訴のさまざまな症状(口腔内)
口の中の違和感
- 進行性の歯周病
- 歯がしみる
- 原因不明の歯痛
- 舌が痛み、しびれ(舌痛症)
- 口の中の乾燥感(口腔乾燥症)
- ひりひりする
- 歯ぎしり
- 喰いしばり
- 詰め物の脱離
- 歯がかける、折れる
- 口が開けれない
- 顎が痛い(顎関節症)
- 左右どちらかでしか噛めない
- 長時間噛めない(噛むとすぐに疲れる)
- 味覚障害
- 歯並びが悪い
- 歯並びを矯正してもすぐに後戻りする
- 出っ歯
- 受け口
- 叢生
- 開咬
- 顔が歪んでいる
- 口が歪んでいる
- 顔のしわ
- 顔の色つやが悪い
- 二重あご
- ガミースマイル
- まっすぐに口を開けれない
- 早食い
- 極端に食事に時間がかかる