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噛み合わせ治療方法

問診(コンサルテーション)

患者さんの症状を詳しくお聞きしながら、治療開始時における不定愁訴の種類と程度を記録します。

問診カードを用い、

  1. いろいろな症状を現在顕著にある(◎)
  2. 症状はあるが、顕著ではない(○)
  3. 過去にあったが現在はない(△)

に分類し、症状の経過を経時的に追跡しながら、今後の治療方法に反映させていきます。

通常、噛み合わせ治療を開始すると、一時的に症状が悪化したり、今までにみられなかった症状が新しく出現したりすることはありますが、おおむね、改善傾向をたどる傾向があります。
その際、症状の改善は緩やかに進むため、最初に症状の精確な記録を残しておくと、患者本人も症状の消失あるいは軽減があったのかどうかの判定が容易にできます。

できるだけ、客観的に症状の度合いをスコア化することで、治療の効果を少しでも認知できるメリットもあります。

半年前は頭痛が週に数回あったのが、現在ではほとんど感じなくなったというように、1つ1つの症状について経過を追っていくのに、スコア化は必要です。

通常、毎回の調整時に患者さんに症状の変化を尋ねることで、一緒に症状の記録を行います。

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