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下行性の不定愁訴は噛み合わせの問題から?
しばらく投稿がご無沙汰になってしまいお詫び申し上げます。
これからはこういうことがないように致します。
さて、世の中では、噛み合わせが悪くて歩けないという信じられないことが起こっています。
実際、良い入れ歯をいれたら、今まで車いす生活だった方が、歩けるようになった
話はよく聞きます。
そうなんです。
噛み合わせの良しあしで、歯はもとより、からだの調子にもかなり影響してきます。
私の専門は噛みあわせ治療ですので、口(上半身にある)から下向きに症状が伝播してゆく、下行性の症状の治療についてこれから少しずつ述べていきたいと思います。
噛みあわせが悪いと、まず口の近くの頭、顔、首、肩に症状が現れやすいのです。
上、すなわちからだの上部で起こる症状としては
頭痛、肩こり、首こり、耳なり、鼻水、難聴、めまい、立ちくらみ、
顔のゆがみ、視力障害、手のしびれ、五(四)十肩、背中の痛み
などあげるだけでも結構いろいろあります。
こういった初発症状から、だんだん下半身に症状が拡がっていきます。
からだの下の症状としては
腰痛、膝痛、座骨神経痛、ぎっくり腰、歩行困難、
ふらつき、転倒、足のしびれ
などこちらもいろいろな症状があります。
からだ全体に出る症状もあります。
不眠症、冷え性、生理不順、生理痛、疲労感、低体温、
いらいら感、精神障害 などがあげられます。
どうしたら、治したり、軽減したりできるのでしょうか?
根本から治す方法はあるのでしょうか?
上から始まって下方向に現れる症状のほとんどが噛み合わせ由来です。
そこで、症状のある患者さんを診るときは
まずは噛み合わせが原因かどうかを診断します。
噛み合わせがいろいろな問題の原因だとすると、
上記の症状が改善する可能性があります。
噛み合わせに関するブログを立ち上げたのは噛み合わせの重要性を知っていただけきっかけ
いしていただければと思います。
困っている長年治らない症状が完全に無くならなくても、
軽くなったり、症状が出る頻度が減るだけでも喜ばれる方は多いと思います。
ぜひ、このブログを拝読していただき、各自が抱えておられる不定愁訴を解決する
糸口になることを願ってやみません。