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矯正歯科Q&A

Q1.上歯茎の突出に悩んでいます。

Q1.

はじめまして、よろしくお願いします。
私は上歯茎の突出に悩んでいます。以前に比べて、上の歯茎が徐々に前に出てきています。
横角度から見ると明らかに、口周りが腫れたように、日に日に突出してきていて、正面からでは、その突出のために、ほうれい線のような影ができ見苦しいので、鏡を見るたびに暗い気持ちになります。上歯茎を昔のように引っ込める治療は可能でしょうか?
また、それはどのような治療、期間になるのでしょうか。教えて下さい。

A1.

ご相談によると上顎の歯茎が最近突出して来ている様に思われるのと、前歯部において歯の重なりが認められる様になって来たとの事ですね。貴方の現在の口元や歯並びの状態がどの様であるのかは実際に診てみないと解りませんが、

(1)上下の顎のアンバランスで上顎が出ている。
(2)上下の顎のアンバランスで下顎がさがっている。
(3)上顎の前歯が出ている。(これは顎の大きさと歯の大きさのアンバランスによっても起ります。)

などが考えられます。

また、以前に比べて上の歯茎が徐々に出てきたとの事ですが、年齢から考えて親智らずが出て来ているなどの影響も考えられます。治療出来るかどうか、あるいは治療法については詳しく検査をしてみないと解りませんが、矯正治療により改善が可能であれば本格(第二段階)矯正治療が必要になると思われます。また、一般的に歯を動かしている期間(動的治療期間)は約3年と言われています。
当クリニックではできるだけ治療期間や治療費用を軽減するために、姿勢矯正を取り入れています。
歯並び(かみ合わせ)と姿勢は密接に関係すると言われています。たとえば、猫背の姿勢の方はどうしても体が後ろにひけ、その結果バランスをとろうとして頭が前に出ようとします。頭の重さは3~5kgあるため、この重みに耐えようと、体のあちこちでいろいろな動きが起こってきます。下顎が後ろに引っ張られ、その結果、口がポカンと空いたり、低位舌、出っ歯に見えるなどの状態になってきます。

もちろん、肩こり、頭痛や腰痛を起こす方もおられます。このように、姿勢矯正の考え方をもって治療される先生は姿勢を治さないと、歯並びだけなおして見栄えをよくしても、体の不定愁訴がなくならないことや、歯並びが悪くなった原因が悪い姿勢であったなら、矯正治療してもすぐに悪い歯並びに戻りやすいことを知っています。
よって、歯並び治療は姿勢に対する治療も併行して行わないと良い結果が得られないのです。

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