Q1.舌がざらざらしてヒリヒリして常に痛く、唇は赤くなり、やけどの水ぶくれがつぶれて表面がなめらかになったような感じです。

Q1.

舌がざらざらしてヒリヒリして常に痛く、唇は赤くなり、やけどの水ぶくれがつぶれて表面がなめらかになったような感じです。時々、舌の他、歯茎やのども痛くなったこともありました。どのような病気でしょうか?

A1.

ドライマウスのようです。ドライマウスとは、口の中が乾燥したりする症状のことで、口腔乾燥症といわれていましたが、最近、患者さんの増加とともに、ドライマウスという名前がよく使われるようになっています。増加している背景には現代人に多い主にストレスや不規則な食生活や薬物の副作用が原因であることがわかっています。

軽度では主に口の中のネバネバ感があり、唾液分泌の減少もありますので、虫歯や歯周病を悪化させます。重症になると、さらに唾液分泌量が低下し、強い口臭、舌表面がひび割れ、割れた舌の痛みいわゆる「舌痛症」で食事がとれない摂食障害、味覚異常や表面のざらざら感じなどの訴えも少なくありません。

原因には、
第一に、食生活によるもの。唾液を十分に出さなくても飲み込めるような食事が主流になってきた結果、唾液の分泌が従来よりも少なくなり、口の中の潤いが足りず、口が渇く、舌がひび割れて痛い、などの症状があります。

第二に、精神的ストレスによるものがあります。ストレスがかかったり緊張をすると交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制されます。あまり緊張しないよう楽しくゆとりある生活を心がけてみて下さい。気分転換をしましょう。

第三に、薬物によるものも考えられます。降圧剤、抗鬱剤(抗うつ剤)、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、などの多くの薬物の副作用として唾液分泌の低下があります。薬の量を減らしてもらったり、変更してもらったりするなど担当医と相談が必要な場合もあります。

第四に、年齢によるものもあります。年齢とともに口や顎の筋力が低下や萎縮がおこった結果、唾液の分泌量が低下します。

第五に、口で呼吸する(口呼吸)によるものもあります。鼻炎などの鼻疾患や癖などで口で呼吸をする人は、唾液は蒸発してしまい口が渇く原因となります。

その他、病気などによるものに、浮腫、脱水症、糖尿病、シェーグレン症候群、放射線治療によるもの、などがあります。

治療法としては、生活指導や対症療法が中心となっています。口の中の粘膜保護が必要なことから、保湿力の高い洗口液、保湿ジェル、スプレーによる噴霧、夜間の乾燥を防ぐ保湿用マウスピース(モイスチャートレー)、夜間義歯などを症状に応じて処方、投与します。その他、ガム療法、味覚刺激療法、唾液腺マッサージなども症例に応じておこなわれます。一度ご相談ください。

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