専用マウスピース製作

専用マウスピースの製作(専門の技工士が製作)

噛み合わせが悪くなりますと、下顎は3次元のさまざまな方向にずれて動くようになります。そのため、その顎を動かす筋肉や骨などもその影響を受けて、制限されたひずんだ運動を行うようになり、バランスの悪い筋肉の動きや骨の変形などを起こすようになってきます。

まず、第1段階として、直ちに歯の噛み合わせの悪さを治すのではなく、顎の歪んだ動きを解消することが最重要です。そのために、歯の噛み合わせお悪さをリセット(あるいはキャンセル)するような装置が必要であり、当院の噛み合わせ治療では専用のマウスピースを作ることで第1段階をクリアしています。専用マウスピースは専門の技工士が、調節性咬合器を用いて製作します。

噛み合わせ治療 咬合器

咬合器

噛み合わせ治療 平面台

平面台

1.咬合器装着

石膏模型(歯型から製作)を咬合器に平面台を用いまず上顎の模型を装着し、次に、噛み合わせ記録シリコンを用い、下顎の模型をしっかりと実際同様に噛むように装着します。

2.模型の前処理

咬合器に装着後、一旦はずし、上下模型の隣接面などアンダーカット部をブロックアウトします。これは専用マウスピースをスムーズに出し入れしやすくするのに必要です。ぴったりと作りすぎますと、一旦装着しますとはずせなくなります。

3.副模型の製作

大切な模型を壊してしまう危険性があるので、専用マウスピース製作作業用の模型をもう一つ製作します。

4.スプリント材の圧接、処理

スプリント材を圧接冷却後、模型をこわさないように、撤去し、辺縁を加工処理します。

5.理想平面の製作

圧接したばかりのスプリント材には噛み合わせを理想的に誘導する情報は一切含まれていません。歯科用即時重合レジンを用いて、盛り上げたり、削合したりして、歪んだ噛み合わせをもつ患者さんに理想の噛み合わせ面を作ります。もちろん、この作業は咬合器に装着して行います。

6.最終調整

理想平面が出来上がったナイトデンチャーは凹凸があり、装着時に異和感を感じないように、平滑になるように研磨します。平滑にして装着時にスムーズに下顎が前方に運動できることが最重要です。

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